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2023.3月 どうする〇〇!?

2023.3月 どうする〇〇!?

ここ数日、遅ればせながら、レコーダーに録りダメした昨年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を視聴して楽しませて頂いている。

私自身、日本史にはとんと疎く、特に鎌倉時代というのはぼんやりしていて、源氏による鎌倉幕府の樹立、武家政治の始まり、北条氏の摂政、元冠、飢饉疫病、権力争いと粛清の数々、あたりの浅い知識と、人物についても源頼朝・北条政子・平清盛・後鳥羽上皇あたりが思い浮かぶだけ。そんな貧相な知識の上で、単純にドラマとして楽しめるのはその脚本にあるのだろう。このドラマの脚本家は三谷幸喜さん。その他ドラマの脚本では、かの有名な刑事ドラマも私のお気に入り。

歴史もののドラマというのは、時代考証と史実以外はほとんどが脚色だろうと思い込んで観ている訳だが、喜劇とも言える(私なりにそう解釈している)この大河ドラマの作りに、三谷さんの脚本家としての手腕が見事に発揮されているのが見て取れる、素晴らしい作品だと改めて感心するばかり。

若い頃は敬遠していた大河ドラマを楽しめる年齢になったということも感慨深い。

ロシアによる一方的なウクライナへの侵攻が始まって既に1年。私たちは当事国間の現状をメディアを通じて見ているが、この侵攻は後の歴史に脚色を交えても、喜劇にすることは難しい。

ただ、かつて喜劇王と呼ばれた人物は、独裁者を喜劇において風刺されたと聞く。

現代の著名な画家は柔道家を投げてみせた。

私には、かの国の平和と戦争終結を祈ることしかできないが。

人は歴史に何を学ぶか、学べるか

たまには自分史を顧みる時間も必要か

ドラマは折り返し地点まで拝聴した。

次は家康?